Oracleのprocessesとsessionsについて
2020/01/07
Oracleの初期化パラメータのprocessesとsessionsには密接な関係がある。
sessionsの値を個別で定義していない場合には、processesの値を基に算出される仕様になっているらしい。
Oracle 11.1.x.x系
sessions = processes * 1.1 + 5
Oracle 11.2.x.x系
sessions = processes * 1.5 + 22
変更コマンドの例:
alter system set processes = 200 scope = spfile;
なお、scope = spfileとなる初期化パラメータの場合は、データベースの再起動が必要となる。
共有サーバ・モード環境ではsessionsの値を、バックグラウンドプロセスを含めた想定ユーザ最大接続数 * 1.1 の合計程度にすることを推奨しているそうだ。
ちなみに、Oracle 11.2.0.1でprocessesを200にしてみたところ、
sessionsは324になった・・・